SCIM+Anthyで日本語入力

GentooGNOMEデスクトップを入れたあと、日本語入力ができるようにした。
SCIM+Anthyを導入。(iBusはAMD64だとmaskされてた。このへんについて勉強不足なのでmaskの取り扱いを調べてからにする)

必要なものをインストール

SCIM+Anthyを使うためにインストールするものは3つ。

# emerge scim anthy scim-anthy

GNOMEセッションの開始時にSCIMを起動するように設定

インストール時にもメッセージとして表示されるけど通常は.xinitrd or .gnomercに設定を書くらしい。

でも僕の環境ではどちらに書いても反映されなかった。
/etc/X11/gdm/Xsessionを見ると/$HOME/.xprofileを読むらしいのでそこに書いた。

LANG="ja_JP" scim -d
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export QT_IM_MODULE=scim
export GTK_IM_MODULE=scim

これでGNOMEセッション開始時にSCIMが起動する。
けど日本語入力できない。SCIMのパネルも見えない。
アプリを起動して右クリック->Input Methodの選択を確認するとどうやらSCIMをInput Methodとして認識していないようだ。

Input Methodとして認識させる

/etc/gtk-2.0/x86_64-pc-linux-gnu/gtk.immodulesに書くといいっぽい。
x86_64-pc-linux-gnuは環境によって違うと思うけど。
以下を追加。

"/usr/lib64/gtk-2.0/immodules/im-scim.so"
"scim" "SCIM Input Method" "scim" "/usr/share/locale" "ja"

これで日本語入力できるようになった。